対話する美術/前衛の関西

西宮市大谷記念美術館で行われている
「対話する美術/前衛の関西」展に行ってきました。

モダンアート数々、
デザインの参考になるものや
意味はわからないけど迫力があるもの等
面白い展示でした。

中でも面白いのは
藤本由紀夫氏の
「SUGAR I」1995年作
です。
藤本由紀夫氏は音を素材に独自の哲学的世界を表現するサウンドアーティストとして
国際的に活躍されています。
上の作品は瓶の中に角砂糖が入っており、
その瓶が廻り発する音で色々な事を表現しているそうです。
回転の規則性と音の偶然性、発せられた音とそれを反響する空間との関わり、
また時間の推移と角砂糖の状態の変化など。
写真では中の角砂糖見えていますが、実際は真っ白くなって中見えません。
本当に音を楽しむ展示でした。
ひんやりと空調の効いた大きな空間にポツンと展示されているのも良かったです(^^) 


もう一作品気になったのが
植松奎二氏の
「まちがってつかわれた机・浮」1994年作
です。
 一見、アートが机に固定されているように見えますが
実際、木の枝をかたどった真鍮製パイプの重心は机上にあり、安定しているそうです。
どう見ても固定されているようにしか見えないのですが、そうではないようです。
その視覚的に不安定なものが、安定してしているところが面白いです。
アートだけど、物理の計算が必要な作品です。
実に面白い(^^)

2作品とも、写真では伝わらないものですが、行くと体感できる面白さがあります。



大谷美術館へ行くと帰りは必ず、庭を観ます。
今まで、気付かなかったアートを発見!!
最近、設置されたのかと思いましたが、風合いが前からあったぽい感じでした。
何故気付かなかったのかわかりませんが、新しい発見が出来たのが嬉しかったです(^^)


そして、何故か庭に猫が住み着いている...。
しかも親子。
猫は毛質が悪くてガリガリでした。
美術館で飼われている風ではなかったです。 
 別の場所に黒い子猫がいました。
上の猫たちと兄弟ですかね?大きさは同じくらいでした。
こちらもガリガリで毛がバッサバサ。

香櫨園浜にも野良猫たちが住んでいますが、あっちは餌を与える女性がいるので
毛並みが良くて太ってます。
環境によって違いがありますね。
野良猫は何を食べて生きているんですかね?不思議です。

アートを楽しんで、猫に驚き、野良猫への疑問を抱いた日でした。






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zeit (ツァイト)
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2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    今日は美術館に行かれたんですね(^-^) 
    私は作品の写真よりも葉っぱのコースターかな? がかわいくて、そっちに目がいっちゃいました☆

    子猫かわいいですね~。猫が一番好きです(^-^)
    香櫨園には野良猫がいるんですね。家の近くはイノシシが出ます。

    遠くから見ると大きな犬に見えるけど、近づいてイノシシだと分かったときは大急ぎで逃げます…。

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  2. to.匿名さん
    こんばんは。
    美術館すいてて貸切状態でした。
    なかなか美術館に行く時間がなかったので、やっと行けてスッキリです(^^)

    葉っぱのコースターに目がいってしまいましたか(笑)
    パンフレットの閉じる力が強くておさえるのに適度な大きさのものがコースターくらいしかなく...。
    葉っぱの明度が高いから余計目立ってますね。

    香櫨園は野良猫多いです。
    家の近くにも何匹かいます。低木が多いので猫が隠れ易いからかもしれないです。

    イノシシがでる所に住んでるんですねー。夜の帰り道は怖いですね。
    イノシシは家の近所には出没しないですが、山で遭遇したことはあります。
    思っているよりデカイですよね?あのデカさにはビックリしました。
    見たら即逃げるのが一番です!野生の動物は何をするかわからないのが恐いですね(^^)

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